妊娠中毒症に気を付ける

母子手帳を受け取ってからしばらく時間が経過し、初めて妊婦健診を受けたのは16週になったときでした。このときは、血液検査で血液型・RH因子、赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板、梅毒血清反応、B型肝炎、C型肝炎、トキソプラズマ抗体、エイズ抗体梅毒検査など、さまざまな検査を行いました。

また、一般的な妊婦健診もあり、「子宮底長は14p、腹囲は76p、血圧は135/76、浮腫なし、尿たんぱく+、体重47.7kg」という結果でした。先生には「特に問題なく、育っていますね」と言われる一方で、看護師さんには「まだつわりが辛いだろうけど、体重の増加が気になるので中毒症には気をつけてね」と注意されてしまいました。

実は妊娠してからすでに3s弱も増えてしまったんです。ほとんどの人は出産までの間に5〜15kgほど体重が増加するそうなので、ちょっと増加のペースが早いとのこと…。食べつわりでいつも何か口にしているため、仕方ありませんよね。これから妊娠中期、後期に向けて、食事量を上手にコントロールしていきたいものです。

ちなみに、出産予定日を教えてもらったのもこのときでした。半年以上も先のことなので、全く実感はありませんでしたが、夫や両親に「○月○日だよ」と伝えておくと心の準備ができるようですよ。もちろん予定を確保しておくためにも事前に言っておいた方がよいです。私の場合、予定日が1年の中で最も雪が降りやすい時期だったので、病院まで車で向かえるかどうかが不安でした。正常な出産での救急車の利用は制限されているため、基本的に自力で行かなければなりません。住んでいる地域によっては、車のチェーンを用意しておいた方が安心ですよ。

妊娠初期の妊婦健診は、基本的に1カ月に1回。お腹の赤ちゃんを見られるチャンスが少ないので、なんだかちょっと寂しい気もします。 妊婦健診内容はほとんど前回と同じです。診察前に血圧を測っておきます。ちなみに今回の結果は「子宮底長は15p、腹囲は77p、血圧は113/61、浮腫なし、尿たんぱく−、尿糖−、体重50.0kg」でした。赤ちゃんの成長は順調ですが、またしても体重が増加しすぎているため、妊娠中毒症に注意してくださいと言われてしまいました。

妊娠中毒症(正式名称:妊娠高血圧症候群)は、妊娠30週ころから症状が出やすくなる妊婦特有の病気。最悪の場合、早産や死産になるだけでなく、母体の生命もおびやかすといわれています。強い頭痛が続いたり、目がちらちらしたら、中毒症のサイン! すぐにかかりつけの産婦人科を受診するようにしてくださいね。

太りすぎが気になる私も、看護師さんから食事指導を受けてしまいました。毎日の食事は栄養バランスが何よりも大切です。「砂糖やお菓子などは控えてくださいね」とキツくお叱りを受けましたよ。この日から飴をなめるのは止めて、小まめにお茶を飲むことにしました。また、タンパク質の豊富なお肉や魚、乳製品、豆腐、納豆を積極的に摂取するように心がけています。

どうしても甘いものが食べたい…そんなときは、果物でじっと我慢するようにしていますよ。また、我が家は濃い目の味付けが好きだったのですが、私の妊娠と共に薄味の料理が増えました。「塩分」は中毒症の大敵ですからね。調味料を入れるのではなく、昆布やカツオでよくだしをとれば、十分美味しくいただけますよ。ちなみにズボラな私は、鍋の中に一晩昆布を入れ続けておくだけ。だしをとるなんて面倒…という方は、一度試してみてください。

産婦人科はどうやって選べばいいのか

初めての産婦人科へ行くとき、とりあえず「自宅から近いところ」を選んでいる方が多いのではないでしょうか。私も最寄駅には助産院しかなかったので、電車で2駅先のなるべく近くの病院を受診しました。

ネットでの評判も良く、医療施設が充実している病院は、どうしても患者が集中してしまう傾向があるため、事前に診察の予約をしていても1時間以上待たされることが多いのです。私が通っていた病院も、いつも待合室にずらっと妊婦さんが並び、2〜3時間待たされることもしばしば…。つわりがピークの時期は、室内の匂いにも耐えられずよく外に出て待たせてもらっていました。

何かトラブルがあったときのために、総合病院を選ぶのは悪いことではありませんが、医師の数が多くて、毎回違う先生が担当するので、ちょっと不安に思ってしまうこともありますよね。メリット、デメリットを考えて、出産までに自分に合った病院選びをすることが大切です。

そんなとき、我が家はちょうど妊娠中に引っ越しをしたので、他の病院へ行くことになりました。「この地域なら○○病院がおすすめよ」と義理の母に勧められて、初めて行った産婦人科を受診してビックリしました。まず診察の予約は担当医ごとに入れられること。予約の時点で人数をかなり制限しているので、待ち時間がとっても短いこと。

以前の病院でも受給券を利用していましたが、医療費が半分程度に抑えられていること。このほかにも、トレイの数が多いこと、検査内容が多いことなど、前の病院と比べて満足いく点が非常に多いことに驚かされました。

実は引っ越し先の地域にはいくつもの産婦人科が密集しているため、施設やサービスの競争が激しいそうです。「口コミ」や「通いやすさ」も重要ですが、何度も通うところなので、待ち時間が少なく、毎回の料金や出産時の費用を抑えられる病院を見つけた方がよいかもしれませんよ。

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