映画館に行ってみる

「おひとり様はちょっと…」と敬遠する女性が多い中、学生時代から1人で映画館へ行くことにあまり抵抗がなかったので、妊娠23週も足を運んでいることにしました。 もちろん観たい作品があったら、つわり中でも…と思っていたのですが、映画館独特のにおいやお客さんが持ち込んだキャラメルポップコーンの香りに耐えられず、途中退席してしまうことも。せっかく行ったのにじっくり観られないのはもったいないので、仕方なくレンタルDVDがリリースされるのを待った作品もあります。

妊娠23週を過ぎたことから体調も安定し、これまで苦手としていたきつい匂いにも耐えられるようになってきたので、近くのシネコンで久しぶりに映画鑑賞することにしました。ずっと楽しみにしていた監督の新作ということもあり、随分前からチケットを確保していたのですが、映画館はガラガラ…。平日の昼間の時間帯は、子ども連れのママたちがほとんどなので、大人向けの作品は空いているようですね。落ち着いて観られるだけでなく、風邪などをもらうリスクも低いので、妊婦さんにはおすすめですよ。

でもちょっと注意しなければならないのが、大音量で流れている音楽やセリフ。映画が始まってしばらくの間は、お腹の中でもにょもにょと赤ちゃんが活発に動いているのが分かりました。妊娠23週になると、もっと反応があるんでしょうね。私はそれほど気になりませんでしたが、お腹が張って苦しくなってくる妊婦さんもいるようなので、ちょっとでも「おかしいな…」と思ったら退席した方がよいかもしれません。

とにかく妊娠23週は無理をしないことが大切です。普段の体とは違うことをしっかり頭に入れて、映画鑑賞やショッピングなど、今しかできないことを楽しんでくださいね。

母子手帳と一緒にもらったマタニティマークを見るたびに、妊娠したことを実感することがあります。正直なところ、初めのころは「こんなに目立つキーホルダーをかばんに付けておくのは恥ずかしい」と思っていました。つわりが酷くて外出することも減っていたので、別に付けている必要もないのでは…と外してしまうことも。でも、いつどこで何があるか分かりませんからね。家族にも「外に出るときは、とりあえずよく見えるところに付けておくように」ときつく言われてしまいました。

そんなある日、マタニティマークをつけていてよかったと思う出来事がありました。近所に産婦人科がなかったため、短い時間ではありますが、健診に行くためには電車に乗って移動する必要がありました。ほんの10〜15分ですが、吐き気に耐えきれずに途中で降りてしまうことも…。周りの方も私が妊婦だと気づかないのか、マタニティマークを見て見ぬふりをしているのか、席を譲ってくれることはほとんどありませんでした。

しかし、妊娠24週を過ぎたころからは、少しずつ体型が変わり、妊婦らしくなってきたからか、「よかったら座ってください」「妊婦さん大変ね」「体大事にしてね」なんて優しい声をかけてもらうことが増えたのです。なかでも、先日出会った女性は、「今は少子化だから子どもは本当に宝よね。大変だろうけど、もっとたくさん子どもを作って」と日本の将来に対するさまざまな思いを伝えてくれたのです。

その女性自身も子どもが3人いるようですが、まだ孫の姿を見られず残念だと話していました。「元気な赤ちゃん産んでね」とステキな笑顔で電車を降りていった彼女の後ろ姿は、今でも忘れられません。 子どもを育てやすい環境が整えば、きっと少子化は解消されるはずです。でも、電車の中を見ただけでも、まだまだ育児がしやすい…とはいえません。優先席でも寝たふりをして座り続ける若者がいますからね。

水分はしっかり摂ること

これまで喫煙習慣があったため、水分補給といえばコーヒーが当たり前の生活を送っていました。でも、妊婦さんにはどちらも体に良くありません。幸いにも、妊娠発覚と同時にたばこを自然と止めることができましたが、コーヒーはやっぱり飲みたくなってしまうことがあります。看護師さんには「1日1杯くらいなら大丈夫。飲みすぎはダメよ」 と言われたのですが、初めての妊娠ということもあり極力控えていました。

妊娠25週目、コーヒーを控えているだけならよかったのですが、うっかり水分補給することすら忘れてしまうことも…。そんなある日、昼過ぎから頭がガンガン痛くてどうしようもないことがありました。横になっても眠れる状態ではありません。さらに吐き気を感じ始めたのですが、まったく楽になる気配がありません。慌てて病院へ行くと、「今日トイレに行った? 口の中がカラからだけど…」と言われてドキッとしてしまいました。

実は朝から1杯も水を飲んでいなかったのです。もちろんトイレにも行っていません。慌てて点滴をして水分補給をしました。大きな点滴の袋を下からじーっと眺めていると、看護師さんが「これでポカリスウェット1本分だからもう大丈夫よ」とやさしく話しかけてくれました。半分もいかないうちに、頭痛がなくなり、吐き気も治まってきました。

点滴が終わってから、医師に「水分摂らないとダメだよ。赤ちゃんにも栄養がいかなくなっちゃうよ」と叱られてしまいました。帰り道に薬局に寄って、ポカリスウェットを購入し、たっぷり水分補給をするように心がけました。この日を境に、どんなに近くへの外出でも、マイボトルを持ち歩くようになったのです。また具合が悪くなったら大変ですからね。特に妊娠25週目は自分が思っている以上に水分が失われているので、小まめに水分補給するとよいですよ。

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